イーゲルヒュッテ
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イーゲル

  • Author:イーゲル
  • 699円。タイ生まれ。
    瞳は少年、ところによりおっさん。
    すっとこどっこいな文章und日常の切り売り。
    魚の皮、海老の尻尾を好んで食べます。
    リンクはフリーにござい。

    よく出てくる人たち(一部人外)
    相方(夫)、Y氏undH氏(息子)、不踊木偶〈オドラデク〉(不可視舞弄具ペット)。
ごにょごにょ

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2010/02/15//Mon.
クリス・クロス~混沌の魔王


クリス・クロス―混沌の魔王 (電撃文庫 (0152))
高畑 京一郎
メディアワークス
売り上げランキング: 205575
おすすめ度の平均: 4.0
4 孤独
1 つまらん
5 これは名作です
3 『クラインの壺』の良コピー作品
5 第一回電撃小説大賞《金賞》受賞作。

この作品は日本初のヴァーチャルリアリティRPG小説として世に出され、
ラジオドラマ化されたりもしたらしいです。はい。
最近本を読む気力が減退していたけれども、どうにか読了しました。

ヴァーチャルリアリティと現実の区別がつかなくなるという設定は別段珍しい
ものではなかったけど、煮凝った自我が削り落とされるような感じ、蓋氏瘡
もとい不確かさ足場の揺らぐ感じの話が好きなので、どストイラーイク!
『クラインの壺』、原作は読んでませんがドラマ版は多少覚えています。
仮想現実と現実の境が曖昧になるパターンで、『クリス・クロス』も
その系統ではありますが、かすかに希望があるか、な……?
儚いけれども。

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2009/09/30//Wed.
あむねじあ

『アムネジア』を読み終わった、い、ち、お、う――

アムネジア
アムネジア
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稲生 平太郎
角川書店
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おすすめ度の平均: 4.0
4 幻想小説の王道。

王道だったのかー、幻想小説の。
休み休み読んでいたせいもあって主人公の名前が思い出せない、
まさしくアムネジアな状態プラス読み進めても事の真相が茫漠としたまま
フェードアウトプラス小骨感が。
すっきりとした謎解きのカタルシスは0というかマイナス査定ゆえ、
それを求めてしまうとフラストレーションが溜まるでしょう。
当方そういうのは嫌いではないし好きな部類なのですが、いかんせん、こちとら、
心に余裕が、足りなくて、、、もう3歳児なんて3歳児なんて3歳児なんてッ!!
えーーん(泣)

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2008/02/16//Sat.
『カンタン刑 式貴士 怪奇小説コレクション』

カンタン刑   式貴士 怪奇小説コレクション (光文社文庫)
式 貴士
光文社 (2008/02/07)
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何でイメージが出たり出なかったりするのかなー?
『笑いと忘却の書』を一旦離れて読んでしまいましたわ。
式貴士、懐かしい……!!
出版芸術社のふしぎ文学館シリーズで『カンタン刑』を読んだときの衝撃。
今回久しぶりに読み返しましたが、あのグロさは色褪せませんでした。
この短編を読みながら優雅にお茶とお菓子を愉しむことが出来たら、相当強靭な神経を
お持ちなのではないかと推量してしまいます。
『夢の子供』(『猫の仕置』として所収)が漫画化されていたのが意外な感じでした。
未収録作品ニ編はちと物足りない感じで残念でしたが、『血の海』、『首吊り三味線』、
そして何と言っても『アイスベイビー』!
何冊も雑誌掲載を断られたという曰くつきの作品で、堕胎や人肉嗜食等グロテスクな
場面がたんとあるのに、ラストのセンチメンタリズムの高まりで一気に浄化――とまでは
いかなくても、残酷でありながら切ないという一粒で二度美味しい読後感に包まれました。
あと、作者の「長いあとがき」が収められていたらなあ。
これが好評を博して、第2弾、第3弾と続刊が出てくれるのを祈るばかりです。
今は昔古本屋で買った『連想トンネル』を読み返して我慢我慢。

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2007/09/23//Sun.
新アラビア夜話

新アラビア夜話 (光文社古典新訳文庫 Aス 2-1)
スティーヴンスン 南條 竹則 坂本 あおい
光文社 (2007/09/06)
売り上げランキング: 8185

『新アラビア夜話』。スティーブンスンは『ジキル博士とハイド氏』を
中学生の頃に読んだ記憶があるけれど、然程好きでもなく。
『宝島』は名前しか知らないし。
すべては中島敦のせいです!
そこまでではなくても八割方はそうです。
残りは「アラビア」という言葉のエキゾチックな響きによるもの――
中島敦がスティーブンスンの西サモア島での移住生活を
題材に取った『光と風と夢(ツシタラの死)』を著したこと、
彼が持病喘息の快癒を願って南洋庁での勤務を希望し、
南方のパラオへ赴いたのはスティーブンスンの影響を受けているから
=彼の作品にもその影響が……
動機が不純ですね。スティーブンスンを純粋に楽しみたいという
気概が寸とも感じられませんが読後の感想です。

続ク...

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2007/08/02//Thu.
『おかしな人間の夢』ドストエフスキー

おかしな人間の夢 (論創ファンタジー・コレクション)
ドストエフスキー 太田 正一
論創社 (2006/11)
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「わたしには信じられないことだが――この作品は作家の生前には
一度も外国語に翻訳されたなかった。」
とは本書の翻訳者太田正一の言葉です。
ロシアで発表された当時も芳しい評判は聞こえず、殆んど無視状態で
書評めいた記事が《祖国の息子》誌に掲載されたものの、《作家の日記》
の筆者を病人扱いして「速やかな恢復を祈る」と嘲笑しただけのものだった――

本当に?こんなに凄くて素晴らしいのに。私も信じられません。
勿体無い――
これを書いたドストエフスキーを病人扱いするような社会だからこそ、
「おかしな人間の夢」というタイトルが生きてくるのでしょう。
むしろその反応を予想してのこの題名だったのかもしれませんが。

字が大きくて挿絵もふんだんに収録されているので正味80ページ弱程度
の中篇です。
おかしな人間の見た夢。
それは地球と酷似した惑星もう一つの地球の夢。
そこはまだ原罪に穢されていない土地、まさしく伝説の楽園で
人々も子供のように皆純粋無垢、新参者の〈おれ〉に対しても、
強いて理解を求めようとはせずに、ただ愛してくれる存在でした。
しかし、その穢れ無きもう一つの地球を〈おれ〉は堕落させてしまう。
予想の付く展開ではありましたが、その問題の掘り下げ方が
凄い。恐るべき炯眼の持ち主ドストエフスキーです。
(『カラマーゾフの兄弟』でも隷属する人間のことについて書いてい
ましたが、ここでもその問題に触れています。)
現実でもおかしな人間として見られていた「おれ」を夢の世界の
人間達も危険視し出して精神病院送りを宣告し、その悲しみに胸を
締めつけられ目を覚ます――
「おお、生きなきゃ!今こそ生きなきゃ!」
かつてピストルで自殺することを夢想していた彼ですが、それを
脇へと押しやって真理を説いて回る伝道の旅へ出ることを決意します。
その一番の眼目は
「自らを愛するがごとく他を愛せ」

夢――そもそも夢とは何なのでしょう。
非現実、実現出来そうも無い不可能なことを夢のような話だと
言いますが、現に生きているこの時間も夢のようなものです。
江戸川乱歩は「うつしよは夢、夜の夢こそまこと」という言葉を
遺していますが、どちらが現実かは目を開けているか否かで判断している
だけで、両者に明確な差はないようにも思えます。
ざくろの色
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5 美を昇華させた最高傑作!
5 絶対お勧め
5 美しいだけでなくとても楽しい

そしてこちらは「目を開けて見る夢」なんだそうですよ。
楽しみだなあ。

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2007/07/21//Sat.
『グランド・フィナーレ』

芥川賞より茶川賞!
第130回茶川賞受賞作品

グランド・フィナーレ (講談社文庫)
阿部 和重
講談社 (2007/07/14)
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ナボコフと似ているという記述をよく見かけますが、ナボコフを
読んだことが無いのでわかりません。
この現実を直視しようとせずに自分の仮想を他の人にあてがって
その上で社会生活を営んでいる感じ……どこかで読んだことがある
気がする……
何処で?何処だ?何処でだっけ?
ナボコフってゴーゴリのことをロシアにあんまりいなかったから、
ロシアの実情を知っている訳が無いとか何とか書いていたって、
光文社の古典新訳文庫シリーズの解説で訳者が書いていた気が……

あ、ゴーゴリ!『狂人日記』っぽいんだ!
あくまで自分の基準だけど。
おかげ様でこれは現代版『狂人日記』みたいなもんだと開き直ったら
読み終えることができやした。
永らく現代的な設定の小説を読んでいなかったので、溶け込めなくて
困っていたの♪ゴーゴリありがとう。

後半になるにつれ、主人公に真っ当さが毛程度には生えはじめてきて
それから――というところで物語は幕を下ろしてしまう。
良いじゃないですか。このほったらかされ感。
好きに想像させてもらいます。「グランド・フィナーレ」とやらを
他の作品も気になりますね。

川端康成の『片腕』も読んでみました。
おおっ!美麗な文章の中に異様な出来事が詰め込まれているわ。
凄い……。他の作品も読まにゃ。

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2007/06/16//Sat.
蹴りたい田中

蹴りたい田中
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田中 啓文
早川書房 (2004/06/10)
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おすすめ度の平均: 5.0
5 『蹴りたい〜』が取れるなら、誰でも茶川賞なんて取れるぞ!
5 あふれるように流れてくる無駄無駄無駄!!!
5 時間を無駄にしたい諸氏に。

第130回茶川賞受賞作品『中田いたり蹴』
じゃなかった『蹴りたい田中』。
因みに綿谷りさ嬢の『蹴りたい背中』とは無関係です。
何と言うかナンセンス系、馬鹿馬鹿しい話の吹き溜まりのような一冊。
バカバカしさに呆れつつも、そこまで書くンかい――ちと尊敬してみたり。
文章を書く上で恥とか照れは大敵ですな。
誰が本を手に取ってくれるかもわからない暗中模索の状態でギャグを
捻り出す精神力、ステキだッ!でも、やっぱりバカバカしい♪
「バカ」という言葉には愛がないけれど、「アホ」には愛があるって
小島秀夫(ゲームMGSシリーズの監督)が言っていたなあ。
では、愛を込めて……アホ。

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2007/05/07//Mon.
きのう(BlogPet)

きのう、泰でイーゲルが師匠に表現するはずだった。
だからきょうはラウを欲求しなかったよ。


*このエントリは、ブログペットの「かっつ」が書きました。

小説 | trackback(0) | comment(3) |

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