イーゲルヒュッテ
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イーゲル

  • Author:イーゲル
  • 699円。タイ生まれ。
    瞳は少年、ところによりおっさん。
    すっとこどっこいな文章und日常の切り売り。
    魚の皮、海老の尻尾を好んで食べます。
    リンクはフリーにござい。

    よく出てくる人たち(一部人外)
    相方(夫)、Y氏undH氏(息子)、不踊木偶〈オドラデク〉(不可視舞弄具ペット)。
ごにょごにょ

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2007/10/22//Mon.
悪魔に仕える牧師

『利己的な遺伝子』で有名なリチャード・ドーキンスの本です。
(私は『利己的~』は未読。)
のろのろと読んでいたために少々忘れかけている部分がありますが、
全体の印象を簡潔にまとめると――
科学的思考は宗教に勝る、乱暴ですが初めての読了結果はこんな感じ
でした。
宗教は倫理観や社会規範の形成等に大きく寄与していますが、特別な
存在<宗教的権威>無くしては語れませんし、その存在の言行を自分の
判断を度外視して鵜呑みにしなければならない――
自分の信仰する神以外を認めない偏狭な価値観、過激化した場合は
自爆テロ等の悲劇を引き起こします。
最近起こった新新興宗教団体の女性信者の事件のような集団的熱狂の
原因となったり。
科学にも信仰と似た面があることは否めませんが、特定の人間だけが
感じ取れる霊的、面妖なエナジーや奇妙な体験より誰が実験研究を行っても
同様の結果が得られる可能性がある科学の方が、遥かに万人に平等のように思えます。

緻密な思考や実験研究によって得られた論説を宗教的な理由によって
認められないというのは科学者にとって生き難い社会だと思います。
特定の宗教の影響が顕著でない日本においてはその問題はさほど感じられませんが、
一神教が多数派を占める社会に身を置くならばその理不尽さに腸が煮えくり返って仕方がないでしょう。
(愛娘へと宛てた手紙の中でも宗教に対する盲信を優しい言葉で諌めて
います。)

理系の本を読んだ反動か普通の小説を読みたくなってきました。
『死の家の記録』をぼちぼち読み始めております。
『アメリカ名詩選』でホイットマンの詩も最近読みました。
自画自讃系?自分を見つめて見つめて見つめて見つめ倒す漢という
イメージが。間違ってると思うけど。

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2007/10/18//Thu.
アメリカ名詩選

アメリカ名詩選 (岩波文庫)
亀井 俊介 川本 皓嗣
岩波書店 (1993/03)
売り上げランキング: 79833
おすすめ度の平均: 5.0
5 うーーーん、やさしいアメリカ
5 読みやすい

『こっこクラブ』11月号と一緒に買ってきましたわ『アメリカ名詩選』を。
アメリカの詩人と言えばポーと名前だけならホイットマン、
アレン・ギンズバーグ、エミリ・ディキンソン(あーもう無理)しか
知らないすっとこどっこいです。
パラパラ見てみたら、T.S.エリオットの名前が。あれ、イギリスに
帰化したんじゃ?米国人扱いで良いのかな?

アレン・ギンズバーグという詩人に興味があったのでこの人の(安めの)詩集を
探していたのですが、無かったのでこの詩集に縋りつきました。
当の目的のアレン・ギンズバーグさんの詩は……
『カリフォルニアのスーパーマーケット』Only
――ええ、これだけでした。少なひ。

「ウォルト・ホイットマン、今夜のぼくはどんなにあなたを思っている
ことだろう。」
嗚呼、ごめんなさい私一遍たりともホイットマンの詩を読んだことが
ないんです。
知っていたらもっと楽しめるのに……、あ、前の方にホイットマンの詩が。他の詩を無視してこの詩に直行したので。

ホイットマンはまだ手付かずですが、最初の方の謹厳実直な生活が
滲み出ている詩が結構好きです。
『まじめに努めた教会仲間の歓喜』や『人生讃歌』等。
ポーは『アナベル・リー』は有名だけど、なぜ『イズラフェル』?
『狂える城』や『鐘のさまざま』、『大鴉』が入るかと思っていました。

読書 | trackback(1) | comment(5) |

2007/04/08//Sun.
『星界の報告』の報告



こちらは桜を食した公園にあった池の写真。
鴨と思しき鳥が沢山おりました。

星界の報告 他1編
星界の報告 他1編
posted with amazlet on 07.04.08
ガリレオ・ガリレイ 山田 慶児 谷 泰
岩波書店 (1976/01)
売り上げランキング: 145723


先日『星界の報告』を一応読みました。
月や銀河、メディチ星と名付けた木星の周囲を回る四つの衛星の
地道ではありますが、精密な観察と想像の翼をひろげてそこから
導き出される推論は力強さを感じます。
やはり、望遠鏡で実際に毎日観察し続けていることがその自負に
繋がっているのかもしれません。

ウィキペディアに拠ればガリレオは1608年に
オランダで望遠鏡が作られてからそれ程時を経ずして、
望遠鏡を手に入れ、それだけでは満足せずに自分でその仕組みを
理解して更に精度の高いものへと作り変えてしまいました。
その情熱だけでも脱帽ものです。望遠鏡という器械で宇宙に
目を向け、当時主流だったアリストテレス哲学の考え(主に天動説)に
反対し、自分の考えを貫きました。
(望遠鏡のレンズを天空へ向けて初めて月を見たとき「法外な喜びに
あふれ」たそうです。相当感激したようですね。)
『星界の報告』の中で
「コペルニクス体系における太陽のまわりの惑星の回転を、冷静な
心で受け入れる。しかし、地球と月とが太陽のまわりを一年で回転
しつつ、しかも、月は地球の周りを一年で回転していることに困惑
してしまう。そのため、コペルニクスの宇宙の構造をありえないもの
として拒否しなければならぬ、と考えている。これらの人びとに
すぐれた論拠を示して、その疑惑をとりのぞこう。
四つの星は木星とともに、一二年の周期で太陽のまわりを大きく
回転している。同時に、地球のまわりの月とおなじく、木星のまわり
に大きな軌道を描きつつ、同時に一方の惑星のまわりをほかのひとつが
回るということが、どうして考えられないか。」
(72頁4行目~12行目)
コペルニクス体系の太陽の周りを回る公転運動を認めてはいるものの、
地球の周囲を月が回っていることを受け入れられない心情を理解し、
自分が観察した木星の周囲を回る天体に関する研究を論拠とすることで、
地球と月もこれと同様の運動をしていることを結論づけています。

ガリレオの研究の成果が、今日の天文学へ影響を与えているかなんて
私には想像することも出来ませんが、『星界の報告』を記した彼は
相当エネルギッシュな人物だという印象を受けました。

他に収録された『太陽黒点に関する第二書簡』も読みました。
『星界の報告』よりも正直わからない部分が多かったけれど、
こちらも熱意溢れる研究の成果が綴られています。
約80日分にも及ぶ太陽の黒点のスケッチと合わせて読むと良かった
のですが、スケッチが後ろの方にまとめてあって、いちいち
スケッチを見るために後ろを見たり読んでいたページに戻ったり
するのが面倒に思えた私は不届き者です。
それこそ後になって後悔しましたが……。
また、読み直します。

アリストテレス哲学はイスラムから逆輸入の形で採り入れられて
カトリック神学の考え方の要になったんだっけ?自信がないっス。
トマス・アクィナス?この辺も勉強し直さないといけません。
メディチ家にも興味が出てきました。
高校で世界史を教えてくれた先生は「もともとは薬関係の一族」と
おっしゃっていた記憶があります。
英語のmedicineとも響きが似ているしなあ。

天文対話〈上〉
天文対話〈上〉
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ガリレオ ガリレイ Galileo Galilei 青木 靖三
岩波書店 (1959/01)
売り上げランキング: 751042


メディチ家
メディチ家
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森田 義之
講談社 (1999/03)
売り上げランキング: 37528
おすすめ度の平均: 4.5
5 分かりやすく勉強になりました。
4 ルネサンス文化の紹介
3 世界に冠たるパトロン一家

トマス・アクィナス
トマス・アクィナス
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稲垣 良典
講談社 (1999/05)
売り上げランキング: 209371
おすすめ度の平均: 4.0
4 構成が不的確ではないか

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2007/03/10//Sat.
『クレイモア』

CLAYMORE 11 (11)
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八木 教広
集英社 (2006/11/02)
売り上げランキング: 21563
おすすめ度の平均: 5.0
5 無駄を省いた面白さ
5 私もこの作品大好きです
5 哀しき決戦

11巻まで読んでしまいましたよ。
月刊ジャンプが休刊したらどこで連載を続けるのでしょうか。
続きが打ち切られることなく単行本化されれば、連載の体裁を
とらなくても全く構いません。
(『エンジェル伝説』も大好きです。黒田君が好き。)
人間を喰らう妖魔に対抗する手段として生み出された兵器、〈クレイモア〉
クレイモアは妖魔の血肉を喰らうことで超人的な力を手に入れた半人半妖の存在。
人間でありながら妖魔の力を宿した彼女達の置かれた立場は非常に
危うく、妖力を解放して戦い続けるうちに限界点に達してしまうと、
もはや人間ではなくなり、覚醒した「覚醒者」と呼ばれる
妖魔以上の存在と化してしまう――
そんな爆弾を常に抱えながら生と死の狭間を駆け抜ける彼女達の
戦い――圧巻です。(11巻のジーンは侍だと思ふ。)
巻が進むにつれてクレイモアの相手が妖魔でなく、対覚醒者に
なっていますが、まあ、敵がずるくて強い方が燃えるし……。
クレイモアを擁する組織の秘密や対覚醒者のための新型クレイモア等
続きが気になります。

主人公クレアは最弱の戦士でナンバー47なのですが、
都道府県数と同じことに何か意味があるのかしらん。
最下位のナンバー47の彼女ですが、そんな組織内の序列を
覆すほどの活躍をしていますよね。

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2007/01/27//Sat.
はらぺこあおむし

Y氏用に買った絵本。あおむし君が可愛いです。
いろんな食べ物を食べまくってお腹を壊して泣いている
ところなんて……はあ可愛い。
Y氏にこの絵本を見せたら、苺や林檎の絵をペロッと――
おいおい、舐めないでくれよン。
あおむし君がいろんな物を食べて穴が空いている設定なので、
絵本にはあおむし君が食べた痕跡、虫食い穴の仕掛けが。
指を突っ込んで穴を拡大させていました。
まあ、いいさね。

はらぺこあおむし
はらぺこあおむし
posted with amazlet on 07.01.27
エリック=カール もり ひさし
偕成社
売り上げランキング: 1106
おすすめ度の平均: 4.5
4 色彩がいい
5 美しい本。
5 最初の絵本

こちらはY氏誕生時にアマゾンで買った本。
ふわふわ、ざらざら、もこもこといった感触や形を楽しめると
思って買ったのですが、ふわふわのページばかり触りたがり、
ふわふわ感が損なわれつつあります。
さわってあそぼう ふわふわあひる
マシュー ヴァン・フリート Matthew Van Fleet
あかね書房
売り上げランキング: 72260
おすすめ度の平均: 4.5
4 どうぶつ好きのお子さんにおすすめ
4 赤ちゃんが自分ひとりで夢中になれる
5 2歳の娘のお気に入りです

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2007/01/13//Sat.
『絶対可憐チルドレン』

絶対可憐チルドレン 1 (1)
椎名 高志
小学館
売り上げランキング: 29840
おすすめ度の平均: 4.5
4 作者らしい作品
4 復活、刮目して見よ!
5 短期連載+読みきり

相方が買ってきたのを借りて読みました。(2巻まで)
椎名高志作品を読むのは、『GSスイーパー美神』以来?
あ、『MISTERジパング』があったか。
(『ジパング』ってあのSF作品を元ネタにしてるのかな?)
超能力を持つことが当然のことになりつつある近未来を
舞台にしたSFコメディ。
若干10歳にしてレベル7、最強クラスの超能力を有したチルドレンは
その能力を生かして様々な難事件を解決していくのだけれど、
このお子様方の性格がヒドい――
自分でも制御しきれないほどの超能力を持つために周囲との摩擦は
避けられず、中でも超能力者を敵視する非超能力者グループ
「普通の人々」にはひどい目に遭わされている。
(しかし彼女達はその分仕返ししているようだが……)
基本的にはギャグ満載で楽しめます。(薫は10歳なのにやたらオヤジ臭い)
他人とは異なる能力や才能を持つが故の悩みや、それを受け入れる
ことの出来ない普通の人々(≒私達かも)との軋轢も描かれていて、
『X-MEN』のミュータントにも通じる部分があるかと思いました。
チルドレンのお目付け役で非エスパーの皆本光一、日夜身体を張って
彼女達と向き合う彼は本当に偉大です。

因みに超能力者のレベル区分はこのようになっております。
超度1静止している人や、特に超能力に敏感な人が感じる程度。
超度2大勢の人が感じる。戸や障子が揺れる程度。
超度3家屋が揺れ、電灯などのつり下げ物が大きく動く。
超度4花びん等が倒れ、歩いている人にも感じられる。多くの人が
   驚いて外へ飛び出す。 
超度5壁に割れ目が入り、墓石が倒れる。
超度6家屋倒壊3%以下。地割れや山崩れが発生する。
超度7あらゆるものが破壊され、物が飛ぶ。

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2006/12/17//Sun.
文章読本

文章を書くことには天性の才能の差は確かにあるけれども、
感覚の研鑽、練磨を怠るべからず。
我を押し通しすぎない謙譲的で優雅な精神を持つこと。
変に難しい言葉や言い回しの濫用を避け、身近なわかりやすい言葉を
択ぶべし……。

確か他の作家(クーンツ?)も良い小説を書く心得として
「読んで読んで読みまくって、書いて書いて書きまくる」という旨の
ことを言っているそうですが――とどのつまり近道はないんですね。

文章読本
文章読本
posted with amazlet on 06.12.17
谷崎 潤一郎
中央公論社
売り上げランキング: 7976
おすすめ度の平均: 4.5
5 かなり理論的
3 日本語のルーツとは・・・。
5 表紙が素晴らしい!


『盲目物語』は平仮名が多用されていて読みにくいと
敬遠していましたが、それは著者が狙っていた効果だったようで、
〈まんま〉と術中にはまってしまいましたよ。
そこまで自分の文章をコントロールできるなんて、
よっ、さすが大文豪!
『春琴抄』は句読点が少なく、センテンスが長い文章でしたが、
過去の記憶を辿っているような感じがしましたし、
『卍』も関西の女性の話を聞いている感じです。
谷崎潤一郎は文体の魔術師ですね。

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2006/12/15//Fri.
『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の旋風』

先日第6部『ストーンオーシャン』を(感想っぽい記事)読み、その余波で読みました。
印象深いシーンや台詞は数多。(←ジョジョファンの贔屓目ですが)
アバッキオが死ぬ間際に先輩の幽霊と遭遇する場面(アノ映画の影響?)や
ブチャラティが本当に天に召されてしまう場面は目頭が熱くなります。
その中でも第5部最終巻である63巻「眠れる奴隷」は素晴らしい。
このエピソードをここに挟んでくるというのが非常に憎いです。

「眠れる奴隷」では第5部の中心的キャラクター、ジョルノ・ジョバーナ
とブローノ・ブチャラティのギャング集団が出会う直前の出来事を主に
描いています。
妙な石を抱いたまま飛び降りた花屋の娘の死の謎。
そして「運命の奴隷」――ミケランジェロが大理石の中から
ダヴィデやピエタを彫り出すように、予め定められた「運命」が
あるならば何をやっても所詮は無駄――?
その答えはこのエピソードに辿り着くまでにジョルノ達が示してくれて
います。
(ところで広瀬弘一君はどうなったのでしょう?あのままイタリア旅行?)

ジョジョの奇妙な冒険 (63)
荒木 飛呂彦
集英社
売り上げランキング: 58134
おすすめ度の平均: 4.5
5 ジョジョ外伝
3 萎えた
5 苦難の道。

整理整頓が苦手な私はブチャラティのスティッキイ・フィンガーズが
切実に欲しい。
(この漫画の真の恐ろしさって誰彼となく人に薦めたくなる伝播力
だと思ふ今日この頃。)

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