イーゲルヒュッテ
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イーゲル

  • Author:イーゲル
  • 699円。タイ生まれ。
    瞳は少年、ところによりおっさん。
    すっとこどっこいな文章und日常の切り売り。
    魚の皮、海老の尻尾を好んで食べます。
    リンクはフリーにござい。

    よく出てくる人たち(一部人外)
    相方(夫)、Y氏undH氏(息子)、不踊木偶〈オドラデク〉(不可視舞弄具ペット)。
ごにょごにょ

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2005/05/30//Mon.
電球風

20050530221203
電球風エドガー・アラン・ポー、セピアバージョン。…やはり失礼千万よね。
『海中の都市』を勉強した後、作画。(ヒトラーにも見える。)

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2005/05/30//Mon.
新居にどっどっどどどっか~ん

湯せん式住宅から明日、サーモヒーター付き、
水質を保つフィルター付きの住宅へと引っ越すことになった
myベタ君。
今まで水槽の中が殺風景で、隠れ場所すら作らなかったことを
反省して、砂利と素焼きの土管を購入。
本当は水草や流木なんかも入れたいけれど、新居購入で
ポケットマネーはボーボー。次の機会にでも…。

相方がスポイトで水槽内をきれいにしていたら、
ベタ君が突いてきたらしい。
攻撃的な一面を持っているとは、ちと意外。

因みに湯せん式住宅は夏の間の別荘として利用しようかと
画策中。


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2005/05/29//Sun.
地獄花・躑躅は妖星伝で学んだ

映画『戦国自衛隊1549』に興味がある。
これを手がけた福井晴敏についての知識は皆無だけど、
元ネタ『戦国自衛隊』は「嘘屋のおじさん」半村良なんです
もの。これを機にオリジナル『戦国自衛隊』が復活してくれ
ないかしらん。これを読んだら映画版『~1549』も絶対
見に行くのに――
(ハヤカワ文庫の国内作家作品として見たような記憶が
あるものの、ウン年前の話だから絶版品切れの可能性大。)
お亡くなりになられてから半村作品のコーナー自体をあまり
書店で見かけない気がする。
好きな作家だけど読んでいない作品が沢山。
ブック・オフや古本市のお世話になって集めるより外ない
悲しい現状。
『石の血脈』はスバラシイ。新しい形の吸血鬼譚だと思う。
でも、これってコピーライターとか文章書きの仕事探しが
小説を出すことで見つかり易くするために書いた作品って
何かで読んだ気がする。片手間でコレを書いてしまうとは。
『妖星伝』といい、性描写がきわどい気がしないでもないけど、
「必要だから書いている」のだそうだ。
確かに『妖星伝』では性交渉を生物の情報を次の時間へ伝える
手段のように扱っている場面があるし(妖星伝五巻目あたり)、読者受けの効果を狙っている訳ではないらしい。

タイトルの「地獄花」は竹の花を『妖星伝』ではこう呼んで
おり、天変地異、凶作、飢饉の象徴として登場する。
この作品を読んで以来竹の生育が気になって、気になって。


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2005/05/29//Sun.
Das Parfum 〈鼻男の一代記〉とか

好き過ぎて中々読み終われなかった本。
『香水 ある人殺しの物語』パトリック・ジュースキント著
池内紀訳(文藝春秋刊、2003年度に文春文庫で文庫化)。
読んで気に入りしばらく放置、していたら正味半年程
借りてしまい、とても申し訳ないことをしでかした
大学4年の頃――貸主は教授なのに。

内容を一言で表せば「体臭を持たない特異体質の男が
香水を作る物語」となるだろう。
ただその作成方法が異常なだけ。
(あまり言及すると面白味がないので直接内容に関する
ことはここまで)
自分が興味深かったのは、科学技術の発達によって、
それまで師弟関係の下で何年という年月をかけて
体得せねばならなかった香水の調合師としての知識、
技術を得ること無しに、全くのド素人でも香水を調合
できるようになったということだった。

「あのペリシエのようなちんぴらは、昔ならとうてい看板を
出せなかった。何もかも不足している。職人気質も、教養も
忍耐力も、それに同業組合の秩序に対する気くばりも。
あんな青二才が成功したというのも、二百年前、あの偉大な
マウリチウス・フランジパーニが―わが同胞のイタリア人!―
すてきな発明をしてくれたからにほかならない。酒精の匂いを
取り出してくれたおかた。(中略)
しかしながら、すべての偉大な行為が光とともに闇の側面を
もち、人類に幸福をもたらす一面でおぞましさや悲惨さを
もたらすように、残念ながらフランジパーニのすばらしい
発明も嘆かわしい結果をともなっていた。花や薬草、木や樹脂
や分泌液や獣の脂の精を壜づめにすることを知ったために、
香水調合の能力は永年にわたる修練や知識を必要としなく
なった。もはやもぐりのいかさま師にでもできるのである。」
(文春文庫80頁11行目~81頁10行目)

ここに噛み付いたのは中島敦の『文字禍』を読んだことに因る
ところが大きい。
文字(殊に書物)を通じて様々なことを知ることが出来る
ようにはなったが、それは本当に自分のモノになっているのか
という懐疑――実際に経験せずとも、書物によって疑似体験
出来てしまう便利さは、上辺だけの浅薄な知識を徒に殖やして
いるのではないか――

「文字の無かった昔、ピル・ナピシュチムの洪水以前には、
歓びも智慧もみんな直接に人間の中にはいって来た。
今は、文字の薄皮(ヴェイル)をかぶった歓びの影と智慧の
影しか、我々は知らない。近頃人々は物憶えが悪くなった。
之も文字の精の悪戯である。人々は、最早、書きとめて置か
なければ、何一つ憶えることが出来ない。着物を着るように
なって人間の皮膚が弱く醜くなった。乗り物が発明されて、
人間の脚が弱く醜くなった。文字が普及して、人々の頭は、
最早働かなくなったのである。」
(ちくま文庫『中島敦全集1 『文字禍』43頁6行目~
11行目)
著者自身膨大な資料を元に作品世界を構築する博学な人物で
あったため、自嘲のようにも思える。
覚えようとしなくても、それが書いてある箇所を開きさえ
すれば知識は簡単に手に入るようになった。
一概に悪いとは決め付けられないが、ふと立ち止まると
自分で獲得した教養の余りの少なさに愕然として――














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2005/05/26//Thu.
炭化回避

20050526203909
炭化を免れたクッキー。 材料は、①バター80グラム、②三温糖70グラム、③卵1個、④薄力粉150グラム。
オーブントースター使用。熱伝導が早いためか、5、6分で焼成。目を離したら最期という恐るべ機械。
嗚呼、オーブンレンジが欲しい。

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2005/05/26//Thu.
失礼千万

英語力のヤバさを補おうと思案中。
が、目当ての本がどれだけの英語力を要するのか
分からない場合はどうすりゃいいのか。
英語の授業等で使っていたものは、ドイツ語のテキストより
遥かに冷遇されているため何処かに埋もれている筈、
場所の見当すら皆無だが。
となると、英語を勉強できる素材が限りなく少ない…。
考えても仕方ないので、岩波文庫の
『対訳 ポー詩集 アメリカ詩人選(1)加島祥造編』
に縋る。

気づけばこれを購入して早幾年、超有名な『大鴉』の
「Nevermore」しか覚えていない不届き者。
アメリカの方を向いて謝る(嘘)。
改めて読むと、とっても叙情的でロマンティック。
まだ全部は読み通してないけど、『アナベル・リー』
『海中都市』が気に入っている。

相方が文庫の表紙のポーの肖像を見て、
「貧相な顔だな」
「何てことを!大体キミは『悪霊』の表紙を見て
ドストエフスキーを悪霊呼ばわりして、文学者に
失礼じゃないか!
…でもまあ、ポーって消えかかった電球みたいな顔よね」
「…お前の方が失礼だ」

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2005/05/25//Wed.
ユセン式から匠の技でリフォーム

熱帯魚ベタを飼育し始めて十日程経過。
飼う準備が万端でなく、熱帯魚なのに水温20℃以下
という環境にも耐えているmyベタ君。
エアポンプ要らずの家計に優しい魚類――
と思いきや、ヒーターを設置しないといけないことに気付き、
悩んだ挙げ句、湯せん方式でベタの水槽を温めて、
水温を保つことに決定。
水槽より大きな発泡スチロールにぬるま湯を入れる、
それだけなんだけどね。
就寝時に水温を適温26℃辺りに整えても、翌朝には
18℃、酷いと13、4℃まで下がってしまい、
起床して慌ててぬるま湯を入れるのが日課。

温度変化著しい湯せん式では夏はともかく、冬場は絶対無理
なので引越しを検討。
今日ペット屋のチラシを見ると「飼育セット」なる
便利なものが。
「金魚、メダカ、ベタ用。セット内容:、水槽、カルキ抜き、
外掛けフィルター、フタ、エサ、ガイドブック」
税込みで1680円也。
これにオートヒーターが付くと3480円か…。
実物を見ないことには何とも。

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2005/05/23//Mon.
藁大好き、ラブラブストロー

あーまーぞーん(amazon.co.jp)で
アッカド語の文法の本を注文。
洋書なので英語力が問題…。
タイトル『藁大好き、ラブラブストロー』はそれを如実に
表す誤訳だと思ふ。
本が届く3~5週間の間にどれだけ自分の英語力が向上するか
――どうにかなることを切に願う。

続ク...

アッカド語等 | trackback(0) | comment(0) |

2005/05/23//Mon.
手引き

自分の好きな作品(小説、歌の歌詞等)をベースに二次創作。
素直に二次創作と言わない(言えない)で、
「本歌取り企画」と勝手に命名した次第。

本歌取り企画予定(今ントコ)
中島敦の『悟浄出世』、『文字禍』等。
ひと月に一作出来たら御の字ネ。


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2005/05/22//Sun.
伊太利民話集

『カルヴィーノ イタリア民話集』(河島英昭編訳岩波文庫)

『レ・コスミコミケ』、『見えない都市』等を著した
カルヴィーノが「他の作家活動の一切をなげうち、膨大な
資料をあさり異校をつき合わせてイタリア全土から典型的な
民話を200篇を選んで世に問うた」ものを更に選りすぐって、
75篇を収めたのが本書。

特徴的なのは話者の存在だと思う。物語の内容自体とは
無関係で、散々喋らされた挙げ句、お礼を貰えなかったり、
戸口の外に閉め出されたり、幸福になれず歯ぎしりを
したりと、哀れな存在である。

『塩みたいに好き』は三人姉妹を持つ王様が娘たちが
自分をどれだけ愛しているかを問いかけ、姉二人は王様の
気に入る答えを言い、三女が逆鱗に触れる答えを言って
王宮から追放される――シェイクスピアの『リア王』の
冒頭のシーンに似ている。
また、『魔女の首』に登場する魔女は姿を見た者を彫像に
変えてしまう。その悪い魔女を退治する道具を持っている
のが、二人で代わる代わる一つの目玉を使っている姉妹――
魔女は直視した者を石に変えるメドゥーサで、
盲の姉妹はグライアイ三姉妹に当たるだろう。
ミニマムなギリシア神話のペルセウス譚のような設定。

下巻最後に収められた『ぼくの袋に入れ!』は
〈都合の良いもの〉との訣別。
老婆に姿を変えた妖精から貰った魔法の袋と杖を使い
困難を乗り越えてきた。
道具を正しいことに役立てた主人公が死に直面した時、
妖精が褒美として望みのものを与えようとするが、彼は
それを断ってしまう。(以下はその場面の引用部分)

「フランチェスコ、あなたはわたしがあげた魔法の力を、
みだりに使いませんでしたね」と妖精が言った。
「袋も杖も正しいことに役立てましたね。あなたに褒美を
あげましょう。何なりと望みのものを言ってごらんなさい」
「もう何の望みもありません」
「《カーポラーレ》になりたくないですか?」
「いいえ」
「王さまになりたくないですか?」
「いいえ、何の望みもありません」
「年老いたから、健康や若さが欲しくないですか?」
「あなたにお会いできました。これで満足して死にます」
「さようなら、フランチェスコ。そのまえに、袋と杖を
燃やしてしまいなさい」そう言って、妖精は姿を消した。
善良なフランチェスコは赤あかと火を燃やして、凍った
手足をしばらく暖めながら、炎の中に袋と杖を投げ入れた。
誰にも悪用させてはならなかったから。
(334頁7行目~335頁4行目)

続ク...

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2005/05/21//Sat.
寅の刻、足つり再び

天牛!
カミキリムシは中国では「天牛」と呼ぶらしい。
やはり、ブルーが鮮やかなルリボシカミキリが一番好き。
兼業農家で果樹栽培をやっている実家では桃や桜桃の支木に
よく止まっており、捕まえて飼っていた。
虫は雑草を喰らうもの、と半ば決め付け
取り敢えず雑草を放り込んでいた。
食べている気配が全く無かった。
可哀相になり慌てて逃がしてやるのがお決まりのパターン。

幼虫時は木を食するけど、成虫カミキリムシは何を食って
生きているのか…?
永年の疑問を解決するべく、ネットで検索。
「カミキリ情報館」!ディープそうな感じ。
(リンクフリーなので貼らせて戴きました)
ナント成虫カミキリムシハ、基本的ニ何ニモ食ベナクテモ
生キラレル!(それほど長生きは出来ないらしいですが)
そんなストイックな身体だったとは…恐るべし。
胡瓜、南瓜などを食するそうで、驚きだったのは
オロナミンCがカミキリに有効だということ。
カミキリムシも「元気ハツラツゥ?」になるのか…。


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2005/05/21//Sat.
ホラー、ホラー・どんづまりネズミクン

メール『柳瀬尚紀!』を加筆修正して転載――
加筆修正箇所は〈〉部分

新潟から『地獄の黙示録』が帰還したので、
『闇の奥』も念頭に置いて再鑑賞。
前回よりは実り多からんことを、と恐る恐る再生。

ウィラード大尉の「壁が自分に迫ってくる」という台詞は
カフカの『Kleine Fabel』に登場する
ネズミの独り言に似ています。(昔の自分の迷訳がどこかに
あるはずですが、ここはプロの池内紀訳で。)

「やれやれ」
と鼠がいった。
「この世は日ごとにちぢんでいく。はじめは途方もなく広くて
恐いほどだった。
一目散に走りつづけていると、そのうち、かなたの右と左に
壁が見えてきてホッとした。
ところがこの長い壁がみるまに合わさってきて、いまはもう
最後の仕切りで、どんづまりの隅に罠が待ちかまえている。
走りこむしかないざまだ」
「方向を変えな」
と猫はいって、パクリと鼠に食いついた。
(『カフカ寓話集』岩波文庫64頁)

何処にも居場所がなくただ任務を待ち侘びる彼の閉塞感と
どうしようもなさ、
方向を変えることが出来なかった鼠のような。
戦場ではいつも故郷のことを考えていたのに帰還しても
歓迎されず、妻には離婚を迫られる始末。
結局またベトナムへ行くことになり、カーツの抹殺を命じられる。 
〈軍の上層部も巧妙で、任務を言い渡す前に彼の犯罪歴を
あげつらい、一層断れない状況を作り出している。
もし万が一彼が断ればこの罪状に応じた刑に服役せねば
ならないのは必至。〉
それと、あまり重要なところではないでしょうが、
ウィラードの宿泊先の廊下の隅に糸紡ぎ(?)をしている
老婆が一人。
『闇の奥』でマーロウが貿易会社へ行ったとき、
痩せた女性と太った女性が藁床椅子に座って黒い毛糸で
編み物をしている場面があったことを思い出しました。
カーツを殺した後の村人の態度は何なのでしょう。
単なる殺害者というよりも新しい支配者の誕生でも
目の当たりにしているかのような感じを受けます。
冒頭でウィラードが、「彼の物語は俺の物語、彼の物語が
懺悔録なら俺のも同じだ」
と言っているので、同じ種類の人間だという自覚が
あるのかもしれません。

(ドアーズのベスト盤の歌詞を眺めていたら
「対訳/柳瀬尚紀」の文字が。
『フィネガンズ・ウェイク』のあの方が『THE END』も
訳していたとは。映画は違う人が訳しているようですが。)

以上がメール部分。
昨日うっかり『Kleine Fabel』の厄、
もとい訳が書いてあるルーズリーフを発掘。
興味を持たれた方は、Bitte(どうぞ)――

続ク...

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2005/05/17//Tue.
軟骨魚類に恋をして

水族館のバックヤードツアーでチョウザメの話を聞いて
すっかりチョウザメ好きに変貌。
その話に拠れば、チョウザメはとっても長命で100年以上
生きるものもいるらしい。
しかし、その水族館のチョウザメは普通の鑑賞者側の
横からの視線と、バックヤードで水槽の上からの視線攻撃とで
100余年分の寿命を消費してしまう程のストレスをため込んだ
のか、一時は命を落としかねない状況にあったとか。
「まあ、今は元気ですけどね~。でもまだ上からは覗けない
んですよ。死んだら困りますから~。」と高齢のボランティア
ガイドさんは淡々と話してくれた。
顔に似合わずデリケートな性質と遠慮がちに生えている髭、
嗚呼チョウザメって可愛い――
昔から鮫類は好きで、魚類図鑑は鮫のところと古代魚の
ところばかり見ている子供だった。
他の水族館のバックヤードで鮫の卵を見ることが出来た時は
感激。全ての鮫がそういう卵ではないらしいけど、
プラスチックのように固くて螺旋状、ネジのような感じ。
ミュージアムショップで鮫の歯を買おうか真剣に悩んだ
のも良き思ひで。

軟骨魚類に対する気持ちが昂ぶったので、つい魚類に関する
HPにリンクを貼ってしまった。

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2005/05/16//Mon.
イチゴ畑のふたりのイエスタディ

久々に暖かい日。
こういう5月の晴天の日はコレ、
STRAWBERRY SWITCHBLADEの
『STRAWBERRY SWITCHBLADE』。
有名な『ふたりのイエスタディ』のイントロなんて
牧歌的かつピコピコのシンセサイザー音で大好物(?)。
歌も素敵だけど、何とか編集してここだけをエンドレスで
流せる方法はないかと思案中。
これを聞くと否応無しに心はスコットランドへ拉致されます。
行ったこと無いけど――
コナン・ドイルが騙された妖精写真に出てくる妖精に混じって、アルバムジャケットから飛び出してきたようなジルとローズが
歌っております――in my妄想。





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2005/05/15//Sun.
とりあえず小声で『大地の歌』

有言実行。
アッカド語とドイツ語を細々とやっている。
『古代の歴史ロマン① アッカド語』を片手に
シャープペンシルと中性紙のノートと消しゴムを駆使して
ひたすら書写。以前勉強した時の感覚があるためか、
「こんな感じよね」と案外すらすら写せたりして、
慣れとは恐ろしいもの。
約三年の空白があるのに、比較的覚えているのが不思議だった。
右手的によっぽど苦行だったのかな…。
今のところは一時間あたりテキスト五~八行分写すのが限界。
慣れたらもっとスピードアップ出来る筈。
そしていつの日かは粘土板に刻字して、それをわざと
割って庭先に埋めて偶然を装い発掘し解読――妄想。

ドイツ語はどうやって勉強しようか悩み中。
とりあえず『大地の歌』第一楽章「現世の悲しみを歌う
酒宴の歌」の一小節を小声で歌ってみたり、
白雪姫の原文を音読したりとなるべく触れ合う時間を
取るようにしている。
文法もうろ覚えだから逃げずにやるしかあるまい。

問題はこのブログで何時になったらドイツ語独自の
ウムラウトやエスツェットを表記できるようになるか――
ということ。

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2005/05/13//Fri.
ペッペッペですよ、『悪霊』対峙

新潮文庫『悪霊』の上巻がようやく読み終わった。
前出「『ペッペッですよ』が離れない」を書いてから
結構時間が経過してしまっている。やはり苦手かも。
今のうちは「パラサイト中年ステパン氏と優雅なご身分
ワルワーラ夫人愛の劇場」として楽しむのが、挫折しない
方法だろう。―作者の意図とは著しくかけ離れているが、
メイビー。
悪魔的超人ニコライ・スタヴローギンが本格始動するのは
下巻からみたい。
下巻の文庫裏の紹介文に拠れば、「悪徳と虚無の中にしか
生きられずついには自ら命を絶つスタヴローギンは、
世界文学が生んだ最も深刻な人間像」らしい。
……エライ厄介者。
「あなたは苦悩を求める情熱から、良心を責めさいなみたい
情熱から、精神的な情欲から結婚したんです。あの場合は
神経的な発作だったんです……常識に挑戦するのが
たまらなく誘惑的だったんです!」
(400頁3~5行目)
決闘相手だったシャートフがスタヴローギンを評した
この言葉こそ彼の本質だと思う。
『カラマーゾフ』にもリザヴェータという悪徳を夢想する
病弱なお嬢様が登場するが、元修道僧アリョーシャが
ブレーキ役を果たしているおかげか、口先だけで済んでいる。
この『悪霊』を標榜して書かれた笠井潔のミステリ
『バイバイエンジェル』のエピグラフ、
「破るべき禁忌が欲しいのさ」(ローリングストーンズ
『悪魔を憐れむ歌』)の意味がやっと分かった気がする。

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2005/05/09//Mon.
密やかな決意、ついでに俳句

しばらくサボっていたアッカド語、ドイツ語の勉強をしよう。

国際語学社の『古代の歴史ロマン①アッカド語~楔形文字と文法~』だけが頼り。
もっと易しい初級みたいなのが昨年あたり出たようだけど、
これを買った2002年の時点ではそんなもの無かった、
…気がする。(全ての情報を網羅できる訳ではないし。)

前に勉強した時は、テキストを冒頭からひたすら書写していた
ので修行のようだった。
「テキスト遵守」で頑張っていたけど、
印刷上の染みなのか、出典元の汚れもしくは欠損部分なのか、
又、形が今の文字のように安定していないのか、書き進むうちに形が若干変わっていたりしたので、それを疑いながら書くのは辛い。
挫折シ、現在ニ至ル。
熱心に勉強していた頃のノートを見て、他人事のように感心して
しまったが、いけないいけない、自分のことである。
ジャン・ボテロ氏のような立派な齧歯類になるために。

ゲリラ俳句:姿無き 雲雀の聲 クラウディ

あ、ドイツ語も。die Leber und Lungeから
進まないとね。




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2005/05/08//Sun.
借り物

先月初めに自分の好きな物を詰めて
新潟の友人に布教セットと称して送った。
―布教セットの中身―
①アジアン・カンフー・ジェネレーションCDアルバム3枚
②アジアン・カンフー・ジェネレーションDVD
③『地獄の黙示録』と『華氏451』のDVD
④文庫本『ルバイヤート』、『華氏451度』、『エイダ』

④の後者2冊以外は帰還。気を遣ってくれたのか
小説『アルケミスト』と高野文子の漫画が同梱されていた。
この方、名前は知っているけど読むのはお初。
『黄色い本 ジャック・チボーという名の友人』は
慣れないうちは退屈だったけど、主人公が『チボー家の人々』を
読み進んでいく過程で、自分もその勢いに乗るようにグイグイと
読んでしまった。
何をするにも心の中のジャック・チボーに話しかけてしまう
心情は身に覚えがあって、少しイタイ…。

本を読み終える瞬間がジャック・チボーとの別離の時。
心に住み着いていた住人との辛い別れを乗り越え、
自分の進むべき道を歩んでいく――

気に入りすぎると先の話を読めなくなる
ワタシのビョーキの根源はこれよ!と密かに言ってみる。
そう言って中断している本は数知れず。
『トリストラム・シャンディ』とか『ぺガーナの神々』とか…。




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2005/05/06//Fri.

ピンク・フロイドのベストアルバム『ECOHES』最高。

収録した時期が違うと、ちぐはぐな感じがするものだけど、
そういうのが無い。
70年代後半の曲の後に90年代の曲を配置しても
違和感なく聴けてしまう。
『シー・エミリー・プレイ』、『虚空のスキャット』
等々気に入っている曲は沢山あるが、
わけても『クレイジー・ダイアモンド』が好き。

思い起こせ まだ若かったあの頃を……
おまえは太陽のように輝いていた
輝け!クレイジー・ダイアモンド
空にあいたブラックホールのように
すっかり虚ろになってしまったおまえの瞳
輝け!クレイジー・ダイアモンド
幼い純粋性とスターダムの間で
立ち往生してしまったおまえを
鋼鉄の風がさらっていった
おまえは遠い笑い声の標的
おまえは異国の人
おまえは伝説 おまえは殉教者
いつまでも輝きつづけるのだ!
(対訳:山本安見)

これを書いている時のBGMも勿論、
『クレイジー・ダイアモンド』。
シド・バレットは恰好良いし。向こう側へ行ってしまったけど。

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2005/05/05//Thu.
Die Sorge des meines Grossvaters

ドイツにもスズメはいるのか知らん。
独和辞典に男性名詞der Spatzとして載っているから、
日本のスズメに類する鳥はいるようだ。

「ドイツにもスズメはいるのかどうか」が祖父の気がかり。
姉が専門学校の研修旅行でイギリスとドイツへ行って、
帰国後祖父から受けた質問である。
自分には到底思い付かない問いだったため、
7年以上たった今もしぶとく覚えているのだけど――
この質問を大学時代のドイツ語の先生にぶつけたら、
注意深く見たわけではないが日本のより太っていたとか。
「今度渡独したらよく見てきて下さいね。祖父に教えるんで。」
――きっと忘れているだろう、祖父も。

カフカの『父の気がかり』にはオドラデクなるモノが
登場する。 
その名前の由来もスラヴ語なのかスラヴごに影響を
受けたドイツ語なのかはっきりしないし、どちらの説に拠っても
意味不明。その形状については次のように書いている。
「ちょっとみると平べたい星形の糸巻きのようなやつだ。実際、
糸が巻きついているようである。もっとも、古い糸くずで、
色も種類もちがうのを、めったやたらにつなぎ合わせたらしい。
いま糸巻きといったが、ただの糸巻きではなく、星状の真中から
小さな棒が突き出ている。これと直角に棒がもう一本ついていて、
オドラデクはこの棒と星形のとんがりの一つを二本足にして
つっ立っている。」
(岩波文庫『カフカ短篇集』池内紀編訳
103頁6行目~104頁1行目)
変テコな雰囲気がぷんぷんする描写。
形だけでなくその生態(?)も謎に包まれており、
父親の頭をただ無闇に悩ませる。

父親の理解の範疇外に存在する我が子に対する視線、
(もしかしたらカフカ自身のことかもしれないが)
ともとれるし、理解し得ないもの同士の対峙ともとれる。
由来の不明な名前を頼りに、かろうじて繋がりを保っている
希薄な関係なのではないか――
ともあれ様々な解釈が出来る不思議な作品。

続ク...

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2005/05/04//Wed.
「ペッペですよ」が離れない

『カラマーゾフの兄弟』登頂を記して、
次なる頂『悪霊』に挑戦、…して早二週間経過。
正直とっつき難く、読みにくい。
過去に8度程挑戦しては挫折の繰り返し。ナナカマド以下!
『カラマーゾフ』が読み易かったと思えるのは幸か不幸か。
前回の8度目の時は下巻最初で止まった。

読む意欲だけは持っていて、上巻の文庫本をバッグに
放り込んでいたりするために見た目ボロボロ。
何度も挑戦しているのに覚えていると自信を持って言えるのは、
スタブローギンが町のお偉いさんに狼藉を働いたことや
ステパン氏の「ペッペですよ」という言葉ぐらい。
情けなや――

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2005/05/01//Sun.
天幕作り

憂き世を忘れるために酒杯を干すのも良いが、もっと簡単に酩酊――
オマル・ハイヤームの『ルバイヤート』(岩波文庫 小川亮作訳)。 
イスラム圏内の飲酒詩人として名を馳せるハイヤームだが、
文庫解説に拠れば、詩作の他、数学、天文学、医学、語学、
歴史、哲学などを極めた万能人だった。
ルバイヤートとは「四行詩」を意味するペルシア語ルバーイイ
の複数形で、ハイヤーム固有の詩集の題名ではない。
にもかかわらず、「ルバイヤート=彼の詩群」というように等号で結ばれるのは、
彼の詩が四行詩として完成度が高く、その内容が美しく豊かだからだろう。

(1)
チューリップのおもて、糸杉のあで姿よ、
わが面影のいかばかり麗しかろうと、
なんのためにこうして久遠の絵師は
土のうてなになんか飾ったものだろう?

(7)
創世の神秘は君もわれも知らない。
その謎は君やわれには解けない。
何を言い合おうと幕の外のこと、
その幕がおりたらわれらは形もない。

(105)
戸惑うわれらをのせてめぐる宇宙は、
たとえてみれば幻の走馬燈だ。
日の燈火を中にしてめぐるは空の輪台、
われらはその上を走りすぎる影絵だ。

シェイクスピアの『マクベス』ではマクベスが人の生涯を動き回る影、自分の出場のときだけ、
ひとくさり演技をする役者に喩えているが、そのイメージと重なる。
ままならぬ人生という舞台につり出され、何のために生まれ、去っていくのかも分からず、
しぶしぶ世を去っていく。
この憂き世を忘れさせてくれるものが酒。

(76)
身の内に酒がなくては生きておれぬ、
葡萄酒なくては身の重さにも堪えられぬ。
酒姫がもう一杯と差し出す瞬間の
われは奴隷だ、それが忘れられぬ。

「酒姫」(サーキイ)は女性ではなく、酒の酌をする紅顔の美少年で同性愛の対象とされた。
この詩集全体を通じて「酒」に関する言葉が何度出てくるかを
調べてみたら百余回あり、後半になるほどその数は増える。
「人生の苦杯を喫し、相当波瀾に富んだ人生を送ったらしい」と
文庫の解説にあったが、苦杯が「酒」に比例しているのだろうか。
如何せん彼について詳しく書かれている本が見つからないので
これを頼りにするより外ないのが悲しい。

(94)
はじめから自由意思でここへ来たのではない。
あてどなく立ち去るのも自分の心でない。
酒姫よ、さあ、早く起きて仕度をなさい、
この世の憂いを生の酒で洗いなさい。

洗ってもらいましょう。生憎酒姫はいないので手酌で。

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2005/05/01//Sun.
ヘビロテの殿堂

『ランド・オブ・リッチズ』はやっぱり良い。
ヘビーローテーション気味。
同じワゴン内に『ロストレアリティーズ』もお目見えしており、
買いたいけど、既に一枚所有しているため泣く泣く無視。
このアルバムは頭から尻尾までラジオ仕立てという
芸(?)の細かさが好きで、ヘビロテ殿堂入りの一枚。
大抵こういう在庫処分の場合というと、ヒット曲
『knocking on your door』が収録された
『Let me Roll it!』が出ると思うのだが、
何故初期のWITS時代のものばかり?





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