イーゲルヒュッテ
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  • Author:イーゲル
  • 699円。タイ生まれ。
    瞳は少年、ところによりおっさん。
    すっとこどっこいな文章und日常の切り売り。
    魚の皮、海老の尻尾を好んで食べます。
    リンクはフリーにござい。

    よく出てくる人たち(一部人外)
    相方(夫)、Y氏undH氏(息子)、不踊木偶〈オドラデク〉(不可視舞弄具ペット)。
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2005/09/03//Sat.
カフカの迷訳『独身男の不幸』

Das Unglück des Junggesellen
Es scheint so arg,Junggeselle zu bleiben,als alter Mann
unter schwere Wahrung der Würde um Aufnahme zu bitten,
wenn man einen Abend mit Menschen verbringen will,
krank zu sein und aus dem Winkel seines Bettes wochenlang
das leere Zimmer anzusehn,immer vor dem Haustor Abschied
zu nehmen,niemals neben seiner Frau sich die Treppe
hinaufzudrängen,in seinem Zimmer nur Seitentüren zu haben,
die in fremde Wohnungen führen,sein Nachtmahl in einer Hand
zu tragen,fremde Kinder anstaunen zu müssen und nicht
immerfort wiederholen zu dürfen:》Ich habe keine《 ,sich im
Aussehn und Benehmen nach ein oder zwei Junggesellen
der Jugenderinnerungen auszubilden.
So wird es sein,nur daß man auch in Wirklichkeit heute
und später selbst dastehen wird,mit einem Körper und
einem wirklichen Kopf,also auch einer Stirn,um mit der
Hand an sie zu schlagen.

駄目ダシ、修正のコメント大歓迎。
〈迷訳〉『独身男の不幸』
独身男であり続けることはとても悪いことらしく、年をとりながら
一夜人々と過ごしたいがために品位を保ちながら仲間入りを求めな
ければならない。病気になってベッドの隅っこから何週間も人気の
ない部屋を眺めているのは。いつも家の門前で別れて、自分の妻と
いうような者と並んで階段を上ることがないのは。部屋の中には
他人の家へと通じるわきの戸口しかなく、自分の夕食を片手に
持って家へ帰らなければならないというのは。余所の子供達に驚き
見入ってしまって「私は何も無い」といつも繰り返してばかりも
いられない。見た目や態度を青年期の思い出の中のあれやこれや
の独身男にならって作り出すことは。
それは辛いだろう。ただしかし、実際には今日または将来自分
自身がそのような状態になるかもしれない。挙げ句には自分の体と
本物の頭と共に本物の額も手で叩くこととなる。


お手本『カフカ全集Ⅲ』
いつまでも独身者でいるのはつらいことらしい、年をとりながら、
一夕人々と一しょに過ごしたいために、品位を保ちながら仲間入りを
しなければならないのは。病気で、ベッドの端から何週間もガランと
した部屋の中を眺めているのは。いつも戸口で別れて、一度も自分の
妻というものと並んで階段を上ることもないのは、部屋に入っては
他人の世帯に通じる傍(わき)の戸口しか無く、自分の晩飯を片手に
下げて家に帰らねばならず、他人の子供たちの姿に驚いて見入り、
「わしには無いのだ」と繰返してばかりも居られないというのは。
外貌や態度を若い頃の思い出のなかのあれやこれやの独身男に
ならって作り上げるということは。
それはつらいことだろう。ただ断っておかねばならぬのは、実際にも
今日あるいは又将来、誰でも自分がそんな具合になるかも知れぬ
ことだ。自分の生身で、本当にこの現実の頭もろとも。従ってまた
額もろともというわけで、そいつを平手でピシャリと打つ他は
なくなる。

ドイツ語の本文はコンマで繋がっているのですが、
お手本に倣って句読点にしてしまいました。
コンマだから内容も繋がりがあるのかと思えば
そうでもなかったりして、筆に任せてつらつらと
「独身男であり続けることが悪いらしい」ことにまつわる
辛いエピソードが続いていただけのようです。
「ピリオドにしてくれい」と思っても詮無きこと…。
(昔読まされた『ケーベル先生随想集』を思い出しましたよ。
Gedankenstricht(思考棒)の連続だったなあ。)
お手本と睨み合いしながら和訳の見当を付けても
このような体たらく。

nanahusi.jpg


今朝昨日見つけたナナフシ君。昨年は見かけなかったのに
今年はナナフシをよく見かける。豊作?
草食性らしいので飼えるかも。

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