イーゲルヒュッテ
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イーゲル

  • Author:イーゲル
  • 699円。タイ生まれ。
    瞳は少年、ところによりおっさん。
    すっとこどっこいな文章und日常の切り売り。
    魚の皮、海老の尻尾を好んで食べます。
    リンクはフリーにござい。

    よく出てくる人たち(一部人外)
    相方(夫)、Y氏undH氏(息子)、不踊木偶〈オドラデク〉(不可視舞弄具ペット)。
ごにょごにょ

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2005/05/13//Fri.
ペッペッペですよ、『悪霊』対峙

新潮文庫『悪霊』の上巻がようやく読み終わった。
前出「『ペッペッですよ』が離れない」を書いてから
結構時間が経過してしまっている。やはり苦手かも。
今のうちは「パラサイト中年ステパン氏と優雅なご身分
ワルワーラ夫人愛の劇場」として楽しむのが、挫折しない
方法だろう。―作者の意図とは著しくかけ離れているが、
メイビー。
悪魔的超人ニコライ・スタヴローギンが本格始動するのは
下巻からみたい。
下巻の文庫裏の紹介文に拠れば、「悪徳と虚無の中にしか
生きられずついには自ら命を絶つスタヴローギンは、
世界文学が生んだ最も深刻な人間像」らしい。
……エライ厄介者。
「あなたは苦悩を求める情熱から、良心を責めさいなみたい
情熱から、精神的な情欲から結婚したんです。あの場合は
神経的な発作だったんです……常識に挑戦するのが
たまらなく誘惑的だったんです!」
(400頁3~5行目)
決闘相手だったシャートフがスタヴローギンを評した
この言葉こそ彼の本質だと思う。
『カラマーゾフ』にもリザヴェータという悪徳を夢想する
病弱なお嬢様が登場するが、元修道僧アリョーシャが
ブレーキ役を果たしているおかげか、口先だけで済んでいる。
この『悪霊』を標榜して書かれた笠井潔のミステリ
『バイバイエンジェル』のエピグラフ、
「破るべき禁忌が欲しいのさ」(ローリングストーンズ
『悪魔を憐れむ歌』)の意味がやっと分かった気がする。

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