イーゲルヒュッテ
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イーゲル

  • Author:イーゲル
  • 699円。タイ生まれ。
    瞳は少年、ところによりおっさん。
    すっとこどっこいな文章und日常の切り売り。
    魚の皮、海老の尻尾を好んで食べます。
    リンクはフリーにござい。

    よく出てくる人たち(一部人外)
    相方(夫)、Y氏undH氏(息子)、不踊木偶〈オドラデク〉(不可視舞弄具ペット)。
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2007/06/03//Sun.
小説未満『濡れたスニーカー』壱

こちらをベースに作ってみました。
濡れたスニーカー(改)

え、壱?続ける気?

あの晩湖面に浮かんだ月を食んでから――
どうも人間になってしまったらしい。
永らく美味い餌にありつくこともままならなかったせいだろう。
そうじゃなかったら月を食んだりなどしない。
味は、しなか……美味かったことにしておこうか。
とてつもなく美味かったからこんな目に遭っているのだ。

呼吸は鰓が無くても割と平気だった。
同族には肺で息をする輩もいるというから案外順応し易いのかも
しれない。
ただ鱗が無いというのは変な感じがする。
「いろくず(鱗族)」の我々には鱗は有るのが当然。
それが無くなってしまうとは。
水中で光る銀鱗は光を反射させ敵の眼を欺くのに役立つ。
勿論外見の上でも整然と並んだそれが煌びやかで美しいのは
言うまでもない。

さてと、どうやって敵の目を免れよう?
鱗の無い人の族(うから)となった今、それらしく振る舞わなくては
かえって目立ってしまう。
人間ぽく、人間らしく、人間のように。
そういえば鱗の代用なのか、僕は都合よく衣服をまとっていた。
光の反射はこの藍色の上下では出来そうもない。敵の目を欺くには
心許ないが、無いよりはましだ。

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