イーゲルヒュッテ
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  • 699円。タイ生まれ。
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2007/07/21//Sat.
『グランド・フィナーレ』

芥川賞より茶川賞!
第130回茶川賞受賞作品

グランド・フィナーレ (講談社文庫)
阿部 和重
講談社 (2007/07/14)
売り上げランキング: 3730

ナボコフと似ているという記述をよく見かけますが、ナボコフを
読んだことが無いのでわかりません。
この現実を直視しようとせずに自分の仮想を他の人にあてがって
その上で社会生活を営んでいる感じ……どこかで読んだことがある
気がする……
何処で?何処だ?何処でだっけ?
ナボコフってゴーゴリのことをロシアにあんまりいなかったから、
ロシアの実情を知っている訳が無いとか何とか書いていたって、
光文社の古典新訳文庫シリーズの解説で訳者が書いていた気が……

あ、ゴーゴリ!『狂人日記』っぽいんだ!
あくまで自分の基準だけど。
おかげ様でこれは現代版『狂人日記』みたいなもんだと開き直ったら
読み終えることができやした。
永らく現代的な設定の小説を読んでいなかったので、溶け込めなくて
困っていたの♪ゴーゴリありがとう。

後半になるにつれ、主人公に真っ当さが毛程度には生えはじめてきて
それから――というところで物語は幕を下ろしてしまう。
良いじゃないですか。このほったらかされ感。
好きに想像させてもらいます。「グランド・フィナーレ」とやらを
他の作品も気になりますね。

川端康成の『片腕』も読んでみました。
おおっ!美麗な文章の中に異様な出来事が詰め込まれているわ。
凄い……。他の作品も読まにゃ。

小説 | trackback(0) | comment(10) |

comment

2007/07/22 11:00

『ロリータ』はスキャンダラスではありましたが
それだけの作品ではないです。
ナボコフの細部に対するフェティシズムにも似た拘泥。
よく現れていると思います。
・・・・・・・・
ロ・リー・タ。舌の尖端が三度往復して三度歯茎にあたる。ロ・リー・タ。
・・・・・・・・
こういったところでしょうか。

個人的には『グランド・フィナーレ』はまったく比較になるような作品とは
感じません。

むしろ、川端の『美しさと哀しみと』の作中作品『十六七の少女』のほうが
その匂いがしますが、当然ながらその作品は架空なのでわかりません。
川端なら違った形の『ロリータ』がかけたような。
むしろもうあるきがします。『伊豆の踊り子』など少し違った見方をすれば。

めるつばう | [ edit ]

2007/07/22 11:14

あ、そーいやゴーゴリーは、呼んだことが無いのでした。
なんだかゴンドリーに似ている(名前だけね)

今日もイーゲルさんは10kgオーヴァーを背負って行軍中かしらん??

めるつばう | [ edit ]

2007/07/22 23:23

めるつばうさん
ロリータの名前にそんな秘密があったとは知りませんでした。
『グランド・フィナーレ』はそれなりに面白かったけれど、『片腕』の
文章の美しさには惨敗でした。
ゴーゴリは好きです。『外套』は写字フェチのビンボな主人公が
大枚をはたいて外套を新調するけれど……てな感じです。
よく、人道主義的視点がどうのこうのいう解説を見かけますが、私の
中ではこんな解釈……。『鼻』、『肖像画』等も面白いです。

イーゲル | [ edit ]

2007/07/23 13:58

ナボコフが書いた「ニコライ・ゴーゴリ」が自宅にありました。
知らなかった・・・(自分で買ったくせにぃ)

トラックバックさせていただいたのですが
よろしければおねがいします。
(未だにトラバがうまくいかないのですが・・・)

めるつばう | [ edit ]

2007/07/24 13:13

めるつばうさん
TB大歓迎ですよ。『ニコライ・ゴーゴリ』はまだ読んだことがありませんが、光文社古典新訳文庫の『鼻/外套/査察官』の翻訳者浦雅春が
ナボコフのゴーゴリ観について結構触れていたので、是非読んでみたい
ですね。
その前に『ロリータ』かなあ。映画もあった気がしますが、面白いのかなあ?

イーゲル | [ edit ]

2007/07/24 14:19

キューブリックとエイドリアン・ラインが撮っています。
キューブリック版はロリータがどっこいしょ!なヤンキー娘で
個人的にはどーも・・・

ライン版のハンバート(義父役)がジェレミー様(あえて!様です!)
の情けないかっこよさには軍配を上げたいかと。
それとロリータ役ドミニク・スウェイン がジェレミー様に飛びつくときの
お尻のぷりぷり感が・・・あ、わたくしはフェチではありませんからね。

トラバしてみたんですけれどうまくいかないですぅ。

めるつばう | [ edit ]

2007/07/24 23:42

キューブリックの名前だけは知っています。でも『2001年宇宙の旅』すら見ていないのですよ。
>エイドリアン・ライン
この方の名前は初耳です。ジェレミー様?
ジェレミーと言って浮かぶのは私の中ではジェレミー・ブレットしか
まだいません。
>情けないかっこうよさ
おおう!それは見てみたい。『クレイマー・クレイマー』のピタTを着た
若かりし頃のダスティン・ホフマンは結構情けなくて良かった気が。
あの人、もの凄く撫で肩ですね。上向きの矢印(↑)のようです。
映画最近見ていないなあ。この間のアニメ映画『時かけ』ぐらいです。

イーゲル | [ edit ]

2007/07/25 07:13

どうも、このテンプレはTBのURLを直接打ち込んで送信しないと
TBできないようですね。ふーむ。

イーゲル | [ edit ]

2007/11/13 14:59

本編読む前に村上龍の解説を読んでしまったので、なんつーか、村上龍の批評のなかで読書をしてしまい、まったく楽しめませんでした笑。

ハラキリ | [ edit ]

2007/11/13 23:40

ハラキリさん
私は『グラント・フィナーレ』を楽しめたのかどうかは微妙ですが、
自分の好きな作家や尊敬する人物が言ったことをそのまま信じてしまう場合があります。
自分の見解は?と訊かれたときに何も言えなくなる…なんてことがないようにしたいですね。

イーゲル | [ edit ]









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