イーゲルヒュッテ
プロフィール

イーゲル

  • Author:イーゲル
  • 699円。タイ生まれ。
    瞳は少年、ところによりおっさん。
    すっとこどっこいな文章und日常の切り売り。
    魚の皮、海老の尻尾を好んで食べます。
    リンクはフリーにござい。

    よく出てくる人たち(一部人外)
    相方(夫)、Y氏undH氏(息子)、不踊木偶〈オドラデク〉(不可視舞弄具ペット)。
ごにょごにょ

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
私のメアドを知らなくても届くエラいメール

名前:
メール:
件名:
本文:

--/--/--//--.
スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

2005/07/03//Sun.
私も烏賊を飲み込むタイミングが分からない

他の本を探していた筈が、収録されているアドルフォ・ビオ
イ=カサレスの『烏賊はおのれの墨を選ぶ』という題名に
反応し借りてしまった『アルゼンチン短篇集』。
アルゼンチン=ボルヘスとしか思いつかない貧しい
文学的知識が悲しい限り。

全体を通しての印象は〈奇想が奇想でなくなる特殊な空間〉と
いうか、現実と非現実の交錯程度ではなく、不条理なことを
たっぷり含ませて日常のひとコマのように扱っているところが、
旨味なのでは。巧く言えません。

コルタサル『占拠された家』では二人兄妹の邸宅が得体の
知れない何かに占拠され、二人は占拠されていない部分へと
逃げ込んだが、とうとう家全体を占拠されて家を出て行く
ことに――それでも
「家を離れる時、ぼくは残念に思ったが、玄関の扉を
しっかり閉め、それから鍵を排水溝の中に捨ててしまった。
どこかの不信心者が盗みを働こうと思いたち、夜のそんな
時間に、占拠されてしまった家に入ることがないようにと
思ったからである。」
(『アルゼンチン短篇集』コルタサル他 バベルの図書館
109頁9~12行目)
施錠する行為自体はごく当たり前のことだけに、
この場面の不思議さが際だってくる気がする。

バベルの図書館 20 (20)
バベルの図書館 20 (20)
posted with amazlet at 05.07.03

国書刊行会 (1994/03)
売り上げランキング: 327,811





お笑いのネタで「イカを飲み込むタイミングがわかりません」
に激しく同意した私。
「そうそう、いつまで噛んで良いのか引き際が見極められない
よね~」
「…はあ?好きな時に飲み込めば良いじゃん」
「えー、いつまでも口の中に残ってるし、咀嚼しても
粉々にならないし、キリが無いっていうか――」
「そういうもんだって。飲み込みたいときに飲み込めば
いいんだよ」
「そっか…(私の実家の面々は烏賊、蛸の類はいつまで噛ん
だら良いのかわからない派が多数を占めているのに…)」
相方との溝をほんのり感じた日。

作者や作品名を誤って記憶することが最近多い。
典型的なのはレムの『宇宙飛行士ピルクス物語』を
「ピクルス物語」だとごく最近まで思っていた。
酸っぱい宇宙飛行士…。

小説 | trackback(0) | comment(0) |

comment









ブログ管理人にのみ表示ヲ許可する

trackback

trackback_url

copyright (C) イーゲルヒュッテ all rights reserved.
[ template by 白黒素材 ]

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。